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FINAL ROUND「環境共生住宅に住もう」
研究No.16 風洞実験と最後のまとめ

風洞実験では、大型ファンと測定用模型との間にブロックやバリアを配置することで、実際に敷地に吹く風を再現します。こうすることで、測定対象模型(B敷地)の壁・屋根面に実際に作用する風圧力を測定することが出来ます。
最終回の研究No.16では、風洞実験の結果および全体のまとめを紹介します。

これまで、僕たちはCFDというシミュレーション手法を用いて敷地に吹く風や室内の風の流れを予想し、設計に生かしてきました。
しかし、それらはあくまでコンピュータ上でのシミュレーションにすぎず、本当にシミュレーション通りに風が流れるのか、疑問を持った方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、各敷地の最終案が出揃ったところで、再び東京大学建築環境系研究室の協力のもと、1/100スケールでの風洞実験を行うことで、設計段階で意図した通りの風の流れになっているかを確認しました。今回は、B敷地の風洞実験の結果を紹介します。
最後に、これまでの研究を目次のようにまとめてみました。

風洞実験で測定された風圧係数の分布です。色が赤いところほど大きな正の風圧力(押す力)が働き風を取り込みやすく、青いところほど大きな負の風圧力(引っ張る力)が働き風を外へ吐き出しやすくなっています。

南風が吹いているときの、南面の風圧係数分布です。袖壁のあるところではより大きな正圧が働いており、袖壁によって風を捕まえられていることがわかります。

南風が吹いているときの、北面の風圧係数分布です。屋根窓のあるところが、他の北側の壁・屋根面に比べて大きな負圧が働いていて、室内の空気をそこから外に吸い出せることがわかります。

最後に、これまでの研究のまとめです。赤色は間取りについて、緑色は環境的工夫、青色はその中でも特に風について注目した回です。案がじょじょに発展して、環境共生住宅になっていきます。
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