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コスモスイニシアの南光浩による、開会のご挨拶とこのプロジェクトの概要解説から、シンポジウムはスタート。「ココラボ2006」からはじまった、研究室とカスタマーの意見を採りいれての取り組みの歩みや、「家族が永く住み続ける家」「街並を創造する家」「健康・エコ素材の家」「ラクラク家計簿の家」「季節と上手につき合う家」などのテーマについて説明し、2棟のプロジェクト住宅の概要をご紹介しました。
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南光浩(コスモスイニシア 建築監理部 一級建築士事務所 課長)
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木を使った建築空間の研究・開発に定評のある木質構造家・東京大学大学院の稲山正弘准教授からは、伝統的な木造建築空間と現在の木造建築の比較と可能性、今回のプロジェクトにおける国産材活用と木質構造の具体的な活用方法と効果、さらには、国産材を使用することによる低CO2への貢献まで、さまざまな事例とともに解説がありました。
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稲山正弘(東京大学大学院 木質材料学研究室 准教授)
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住宅のエネルギー消費に関する研究を続ける東京大学大学院の前真之准教授からは、1965年から住宅のエネルギー消費は4〜5倍になった事実から、住空間の快適な温度に関する考察と今後の住宅空間の在り方と通風の重要性について説明がありました。
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前真之(東京大学大学院 前研究室 准教授)
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その前研究室で、今回の「ココラボモデル」の通風に関する風洞実験/シュミレーションを担当した東京大学大学院の赤嶺嘉彦特任助教のメッセージは、高温多湿な日本ならではの通風計画の重要性から。高密度化する現代の住宅事情を考慮しながら、窓を開けた時に意図した風が流れるよう風洞実験や実際の環境での検証について報告がありました。建物単体としての風通しの良さと街区単位での風通しの良さを、風洞実験とコンピュータシミュレーションで研究。その成果がウインドキャッチャーとして袖壁の形状の検討に利用されたことなどが紹介されました。
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赤嶺嘉彦(東京大学大学院 前研究室 特任助教)
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『ココラボモデル環境共生住宅』の共同事業主であり、住宅の施工も担当する細田工務店からは小林和昭執行役員が、本シンポジウムとプロジェクト発表会に参加。このプロジェクトを不動産的な側面から解説しました。南西の高台に開けた眺望の良好な敷地は不動産的にも条件が良いこと。「五感に訴える住宅」として、杉の匂い、空気の動き、開放感をぜひ皆さんに見ていただきたいとメッセージがありました。また、現状の工事の進捗状況についても報告がありました。
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小林和昭(細田工務店 事業企画部 執行役員)
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最後は、「サステイナブルなデザイン」をテーマに、『COCOLABO 2008』のパートナーで、今回の『ココラボモデル環境共生住宅』の設計を担当した難波和彦名誉教授から、このプロジェクトにおける建築家の役割とこのプロジェクトの意義について。また、この住まいの大きな目的の一つである、完成後の実測についての展望も解説。環境シミュレーションで立った仮説が、本当に予測どおりの効果を発揮しているかを実測することの重要性と、住まう方の理解と協力の必要性についての説明があり、シンポジウムは閉会となりました。
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難波和彦(難波和彦+界工作舎 代表/建築家、東京大学名誉教授)
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